EOS ネットワーク上において RAM は、アカウント情報などのように、継続的に保存しておく必要があるデータを保存するために使用されます。具体的には、新規にアカウントを作成したり、新規トークンを取得したりする際などに必要となります。また、dApp 開発者としてはアプリがユーザー情報などを記憶できるようにする際に RAM が必要となります。
ここで、Block.one による RAM 購入は新規アカウント作成を狙ったものではなく、6 月 1 日発表 (#B1June) されるであろう Block.one によるアプリ実装やその他のユースケースを目的とした可能性が濃厚のようです。
実際、一度購入した RAM を用いて後から新規アカウントを購入することはできないからです (新規アカウント作成と RAM 購入はセットで行われます)。
さらに、EOS Telegram チャンネルでの Daniel “Dan” Larimer の発言を追ってみると、Block.one では、各種 EOS VC によらない資金によって、「Steem より優れた」「ブロックチェーンベースのソーシャルメディア」を開発中であることがほのめかされています。


また、#B1June アナウンスメントでは、「複数のアナウンスメント」が行われるそうなので、上述のアプリ以外にも驚きのアナウンスメントがあるのかもしれません。

もちろん、こうした意見はすべて推測・憶測であり実際 #B1June アナウンスメントとの関連性があるかは不明ですが、色々な可能性を想像してみるのも面白いのではないでしょうか。
いずれにせよ、真実は 6 月 1 日に明らかになります。残り数日、楽しみに待つことにしましょう!