新しいキーペアを生成する方法

EOS メインネットを使用する中で、新しいキーペア (公開鍵秘密鍵のペア) を生成する場面が発生することがあります。

たとえば、今まで Active Key と Owner Key として同じキーペアを使っていたが、一方を別のキーペアにする場合や、マルチシグアカウントを設定する場合などに、自ら新規キーペアを生成することがあるかもしれません。

この記事では、新しいキーペアを生成する方法をいくつか紹介します。

もちろん、ここに挙げた以外の方法もありますので、ご自身にあったサービスをご利用いただければと思います。

以下、ソフトウェアをダウンロードして生成する方法、ウェブサービスを使って生成する方法に分けてご紹介します。

ソフトウェア

ソフトウェアをダウンロードして利用する場合、ソフトウェア自体がオフライン環境となることによって、セキュアにキーペアを生成することが可能となります。

ここでは、2 つのソフトウェアを紹介します。

EOS Key

EOS key

EOS Keyリリースページ 下部にある “Assets” というセクションから、使用 OS に応じた ZIP ファイルをダウンロードし、展開します。

アプリケーションを開くと以下のような画面となります。

“Generate Keys” セクションの “Generate” というボタンをクリックすることで、新規キーペアを生成できます 。

なお、以下のスクリーンショットで表示されている秘密鍵 (“Private Key”) は、実際に使用しないように注意してください

eos key private key

生成した秘密鍵 (“Private Key”) は、コールドストレージなどにより大切に保管してください

公開鍵 (“Public key”) は秘密鍵から生成することが可能ですので、万が一無くしてしまったとしても問題ありません。

eos-voter

eos voter

eos-voter は、EOS スタンバイ BP (2019 年 4 月現在) の一つとして活動している Greymass によって開発された、「EOSブロックプロデューサ投票 & ウォレット」です。

このため、キーペア生成以外にもさまざまな機能がありますが、ここではキーペア生成機能に焦点を当ててみていきます。

ダウンロードにあたっては、README ファイル内のこちらのセクションから、ご使用 OS にあったファイルを選択します。

eos voter download

ダウンロードが完了してアプリを起動させると、以下のような画面となります。

ここで、画面上にある “Tools” というメニューをクリックします。

eos voter wallet tools

そして、下にスクロールしていくと画面左側に “Key Generator” というメニューが出現するので、クリックします。

すると、以下のような画面となるので、“Generate Key” ボタンをしてキーペアを生成します。

generate key

生成されたキーペアは、下部の黒いセクションに表示されます 。

なお、以下のスクリーンショットで表示されている秘密鍵は、実際に使用しないように注意してください

generated keys

ここで、“Copy to Clipboard” をクリックすることで、キーペアをクリップボードに保存できます。

今回の例で得られたアウトプットをペーストすると、以下のようになります。

[[“EOS84Y3bdKG3UTBGJCPb4zWW6byFT9JcYFgmgkHyocvq7L8gLFJf6″,”5JeXHyeKCHZLQsak4hiHZzrmQbvJoNGACu93zNLpxrRyDzHHZQr”]]

ここで、“EOS” から始まる文字列が公開鍵、もう一方の文字列が秘密鍵となります。

なお、生成した秘密鍵 (“EOS private key”) については、コールドストレージなどにより大切に保管してください

一方、公開鍵 (“Public key”) は秘密鍵から生成することが可能ですので、万が一無くしてしまったとしても問題ありません。

ウェブサービス

ここでは、ウェブサービスからキーペアを生成する方法を紹介します。

ソフトウェアをダウンロードする手間が省ける一方で、ウェブページという性質上、生成時はセキュリティ上の観点からオフラインにする必要が発生します 。

オンラインのまま生成することもできますが、おすすめはできません。

EOS Authority

BP / BP 候補である EOS Authority のウェブサイト上のサービスを利用します。

こちらをクリックすると、以下のような画面となります 。

なお、以下のスクリーンショットで表示されている秘密鍵 (“EOS private key”) は、実際に使用しないように注意してください

eos authority key generator

上述のように、EOS Authority でも、オフラインでの生成が推奨されています。

これに加え、ブラウザをプライベートモードにすることも勧められています。

以下の例ではこれらの推奨事項に沿ってキーペアを生成していきます。

まず、ブラウザをプライベートモードに移行します。

移行方法としては、キーボードショートカットを利用するのが便利です。

たとえば、Mac ではブラウザ別に以下のショートカットが機能することを確認できています。

  • Google Chrome: Cmd + Shift + N
  • Safari:  Cmd + Shift + N
  • Firefox: Cmd + Shift + P

Windows または Linux をご使用の場合、CmdCtrl に置き換えることで機能すると思われます。

その他のブラウザでの方法や、ショートカットを利用しない方法については、こちらの記事などが参考になります。

次に、オフラインに移行します。LAN ケーブルなどでインターネットに接続している方はこれを切断し (PC から切り離し)、Wifi 経由でオンライン上にあるという方は Wifi 接続を切断してください。

以下は Wifi 接続切断の例となっています。

無事プライベートモードへの移行が完了し、かつオフライン状態となると、EOS Authority のページで以下のように青いチェックマークが 2 つ付くことになります。

eos authority off line

これが確認できたら、“Generate new key” ボタンをクリックして新規キーペアを生成してください。

生成した秘密鍵 (“EOS private key”) については、コールドストレージなどにより大切に保管してください

公開鍵 (“EOS public key”) は秘密鍵から生成することが可能ですので、万が一無くしてしまったとしても問題ありません。

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