バイウィークリーハイライト(7/19 – 8/1)

バイウィークリーハイライト(7/19 – 8/1)

ようやく梅雨明けを迎え、久々に青空を楽しむことができる今日この頃ですが、EOSerの皆さんはお元気でしょうか。

クリプト市場全般でもBTCの法定通貨建て価格がレジスタンスを突き抜けて上昇基調にある中、EOSをはじめとしたアルトコインの多くにおいてBTC以上の値上がりが発生しており、皆さんがクリプト投資/機家であれば、テンションが上がっていることと思います。

一方で、クリプトプロジェクトの長期的展望を考えるにあたっては、具体的に当該エコシステム内でどのような活動が展開されているのかを把握することが大切です。

先週、そして先々週においても、EOSコミュニティでは活発な活動が展開されました。以下、メジャーなニュースをピックアップしてみました!

dfuseがBSNとパートナーシップを締結

中国国家情報センターが開発する「ブロックチェーンサービスネットワーク(BSN)」が提供するEOS・Ethereumベースのネットワークにおいて、dfuseのAPIがサポートされることになりました。

BSNは、ディベロッパーたちが低コストかつ容易にブロックチェーン関連開発を行えるようにすることを目的として開発されている中央集権型のプラットフォームです。中国国家主導で、ブロックチェーン技術のアドプションを促進するための「政策」の一つともいえるでしょう。

なお、EOS、Ethereumの他にも、Tezos、NEO、Nervos、IRISnetがサポートされています。

参考リソース

Coindesk記事

WAX Advisory Councilに新メンバーが加入

WAXをはじめとしたブロックチェーンプロトコルをビジネスに有効活用するための議論・アドバイザリーの場として設立された「WAX Advisory Council」に、Animoca Brandsの創設者・会長のYat Siu氏、そしてExploding Kittens CEOのElan Lee氏の2名が加わりました。

Animoca Brandsは、ゲーム、ブロックチェーン、AIなどの分野で事業を展開するテクノロジー企業であり、ブロックチェーンゲーミングに特化したメディア「Blockchaingamer.biz」が紹介した「2020年ブロックチェーン企業トップ50」で5位にランクインしています。

Exploding Kittensは、「子猫」「爆発」をテーマとしたカードゲームであり、クラウドファンディングにより生まれたプロジェクトです。クラウドファンディングサイトKickstarter史上最多の支援者によって資金調達が行われたプロジェクトでもあります。

William Shatner氏のWAXカードパックが即完売に

「スタートレック」シリーズのジェームズ・T・カーク役をはじめとして、60年以上にわたって俳優として活躍してきているWilliam Shatner氏の「回顧録」を画像などと合わせてNFTの形でWAXブロックチェーン上で流通させるプロジェクトについて以前ご紹介しましたが、そのカードシリーズがついに発売され、「メガ・パック」は発売開始後3分、「スタンダード・パック」は発売開始後9分で完売となりました。

こうしたNFTに関して、「所詮デジタルデータ(イメージ画像)としてコピペできるのだから、実質的には無価値である」という意見もあるようですが、それでも、これら唯一無二のデジタル情報の所有権を巡って人々が実際にお金を投じているという事実は、これらが決して無価値ではないことを物語っているようにも思われます。

 

予測市場「PredIQt」がテザー($USDT)に対応

EOSベースの予測市場(プレディクションマーケット)である「PredIQt」において、米ドルとのペッグを有するステーブルコインであるテザー(Tether; $USDT)がサポートされることになりました。

予測市場では、予測対象イベント発生まで長期に渡ることもしばしばあるため、市場で用いられる通貨の価値が安定しているということは極めて重要になります。

これまではネイティブトークンのIQそしてEOSトークンがサポートされていましたが、クリプト特有の大きな値動きにより、予測結果に関わらずトークンの値動きだけで利益・損失が出るという状況が発生しており、必ずしも理想的といえる実装ではありませんでした。

ここで、(色々な物議を醸してきたものの)ステーブルコインとしてもっとも長い歴史を有するテザーがサポートされたことで、PredIQtユーザーとしても、値動きを気にせず、本来の予測活動に集中できるようになることが期待されています。

Galaxy EOS VCが仮想現実(VR)ゲーム開発企業「Polyarc」に対する資金調達ラウンドに参加

EOSエコシステムの発展を後押しできるような各種プロジェクトに対して資金提供を行うことを目的にBlock.oneと共同で設立されたVCファンド「Galaxy EOS Fund」が、仮想現実(VR)ゲーム開発企業「Polyarc」に対する資金調達ラウンド(シリーズB)に参加しました。

同社が開発する人気VRゲーム「Moss」に、拡張現実(AR)機能を実装する際の資金調達となっており、これが実現すればよりリアリティ溢れる形でゲーム内のキャラクターを操作することが可能となることが期待されています。

本ラウンドはHiro Capitalが先導する形で実施され、Galaxy EOS VC(Galaxy Interactive)に加えてVulcan Capitalが参加しました。調達資金は900万米ドルとなっています。

参考リソース

venturebeat記事

Ultraプロトコルが完成

ブロックチェーンを活用したPCゲームディストリビューションプラットフォームの開発を手がける「Ultra」による独自プロトコルの開発が完了しました。

UltraブロックチェーンはEOSブロックチェーンに基づいており、技術的知識のない一般ユーザー・ゲーマーであっても、従来型のゲームと同じような感覚でブロックチェーンゲームをプレイできるようにするための技術を提供しており、そのバックボーンともいうべきプロトコルの実装内容が、明らかにされました。

具体的には、ユーザーアカウントが無料で作成可能、RAM・バンドウィズのリソース管理の簡素化(「Ultra Power」という名のリソースで一元管理)など、EOSブロックチェーンにおける諸課題に対応した機能が付加されることになります。

その他にも様々な機能がサポートされるようなので、詳細に関心のある方は以下の公式アナウンスメント記事をご覧ください。

Greymassがオーナーキーの新たなリカバリーオプションを開発

BPの一つであるGreymassが、オーナーキーの新たなリカバリーオプション「Owner Key Certificate」を開発しました。

これにより、QRコードをスキャンし、6つのシークレットキーワードを入れることでオーナーキーを復元することが可能となり、EOSテクノロジーのユーザビリティという観点から大きな進歩が見られることが期待されています。

これは、同社が開発したウォレット「Anchor」のアカウント作成プロセスでも採用される予定です。

参考リソース

関連Twitterスレッド

Block.oneが新たな投票プロキシを設定

Block.oneが、新たな投票プロキシアカウント「sub2.b1」を設定し、8500万EOSを当アカウントによるプロキシ投票に充当しました。

これにより、「sub2.b1」はプロキシとして充当されたEOSトークンの量としては現時点で最高の量を誇るアカウントとなりました。Block.oneパブリック・プロックチェーン・エンゲージメント部署のSVP(シニア・ヴァイス・プレジデント)のKevin Rose氏によると、この動きは「B1の投票ポリシー形成における準備ステップ」とのことです。

なおBlock.oneは、今年5月からEOSネットワーク内でのBPへの投票に参加しており、その際は「sub1.b1」というアカウントを作成し、これに1000万EOSをステーキングしています。

現時点で、「sub2.b1」における投票方針などは明らかにされていませんが、圧倒的なトークン量を備えた本アカウントの今後の動きに注目したいところです。

Leave a Reply