pEOSのベータ版がテストネットでリリースされました!

pEOSのベータ版がテストネットでリリースされました!

pEOS Q2 Update

EOSでプライベートなトランザクション(送金など)を可能にしようとするプロジェクト、pEOSが快進撃を続けています。

先日、pEOSチームはQ2アップデートを公表しました。

https://medium.com/@pEOS_one/peos-q2-update-16db6d13ce43

このアップデートにはいくつもの重要な情報が含まれていました。

  • ベータ版のコードがテストネットでリリース
  • Ring Signature、BulletproofsをEOSスマートコントラクトに実装するためのコードの一部を公表
  • メインネットのコントラクトにUTXO機能を実装
  • ウォレットのベータ版を近日中に公表

pEOSチームはもともとベータ版をテストネットでQ2中(2019年4−6月)にリリースすることを目標としていたので、それを上回る進捗があったとうことになります。

クリプト業界ではOver Promise Under Deliver(目標は高く掲げるものの、デリバリーがいまいち)が常なので、Under Promise Over Deliverは非常に珍しいです!

近日中にはウォレットがリリースされる予定なので、いよいよ超高速プライベートトランザクションを体験できることになります。

これからもpEOSから目が離せません!

pEOS 今までの振り返り

2019年2月:

pEOSは2019年の2月に突如現れました。

モネロ(Monero)が使用するRing SignatureやStealth Addressといった機能をEOSのスマートコントラクトに実装することでプライベートなトランザクションをEOSで可能にすることをpEOSは目指しています。

pEOSトークンは2月15日時点で存在していたEOSアカウントに対してエアドロップされました(付与率は1:1)。

その結果、2019年2月25日に587,433のEOSアカウントに対して合計998,019,136 PEOSが付与されました

エアドロップされたpEOSとは別に50,000,000 PEOSはオペレーション・マーケティング費用として、200,000,000 PEOSはpEOSチームの報酬として用意されています。

(チーム報酬の200,000,000 PEOSは2019年2月25日から400日をかけてVestする)

エアドロップされた約1,000,000,000 PEOSと別途プールされている250,000,000 PEOSの合計、約1,250,000,000 PEOSがPEOSの発行上限となり、それ以上のPEOSは発行されません。

なお、pEOSチームの詳細は明らかにされておらず(プライバシーコインでは一般的)、また、エアドロップ時点ではpEOSトークンにはプライバシー機能は実装されておらず、単なるEOSトークンであったため、本当にチームがデリバーできるのか?詐欺ではないのか?といった多くの不確実性が存在していました。

この点、pEOSはICOではなく、エアドロップという手法をとっており、詐欺の可能性は相対的に低いと考えることもできました。

プライバシーに強いコイン自体は珍しくありません。
Monero, Dash, Zcash, Horizen, Vergeなど多く存在します。
それらのコインとpEOSとは以下の点で大きく異なっています。

まず、MoneroやDashなどのコインはそれぞれ独自のブロックチェーン上に存在しています。
それぞれのブロックチェーン上に存在するコインを別のブロックチェーン上で使うのは理論的には可能ではあるものの、まだまだ技術的には難しい状況です。

例えば、ブロックチェーン上のアプリ(DAPPS)やDEX(分散型取引所)でMoneroやDashを実装するのは難しいと言われています。

その点、pEOSはEOSという現時点で世界で一番使われているスマートコントラクトプラットフォーム上で存在するトークンです。
EOS上にはすでにいくつものDAPPSやDEXが存在し、これらのサービスがpEOSを実装するのは比較的容易といえます。
また、EOSはもともとIBC(inter blockchain communication)を想定した設計となっており、将来、ブロックチェーン相互間の通信が可能となった場合もpEOSは他のプライバシーコインに比べて優位であると言えます。

これに関連して、他のプライバシーコインとpEOSの決定的な違いとして、他のプライバシーコインはそれぞれのブロックチェーンにおいて存在しているのに対して、pEOSは独自のブロックチェーンを持っておらず、EOSのブロックチェーンを利用しているという点があります。

独自のブロックチェーンで存在しているということは、セキュリティを確保するためにそのブロックチェーンを維持する必要があり、そのためにはマイナーなどに対して報酬を払う仕組みが必要になり、コインのインフレは避けられないといえます。

また、PoW(Proof of Work)の場合、ハッシュレートを集めることができなければセキュリティに大きな課題を残すことになります。
事実、HorizenVergeは過去に51%アタックの標的になっています。

この点、pEOSはEOSブロックチェーンの上で存在しているため、セキュリティに関してはEOSのチェーンに依拠することができます。
EOSのチェーンはBP(ブロックプロデューサー)によって担保されており、BPの報酬はEOSによって支払われているため、PEOSのインフレは必要ありません。

 一方で、EOSブロックチェーン上で存在することで高いセキュリティ以外にもいくつものメリットを受けることができます。
例えば0.5秒confirmationやゼロ・トランザクションフィーなどです。

pEOSの開発が成功した場合:

  • 超高速
  • 低コスト
  • DAPPS・DEXフレンドリー
なスーパー・プライバシー・コインが誕生することからpEOSへの期待は当初から高かったといえます。
 
 

2019年4月:

2月にエアドロップされたPEOSでしたが、4月25日までにClaimする必要がありました。

Claimは簡単でpEOSのウェブサイト上で行うか、あるいはPEOSを送金するか受け取ればOKでした。

4月25日までにClaimされなかったPEOSはバーンされることが決定し、26日には約480,000,000 PEOSがバーンされました。

その結果、PEOSの発行上限は767,962,232.3084 PEOSとなりました。

 

2019年5月:

5月には実際にpEOSを使った取引がどのような形になるか、そのイメージ図が公開されました。

https://medium.com/@pEOS_one/eli5-how-will-peos-work-9f30d49fea87

how will peos work

pEOSアドレスからpEOSアドレスに送金した場合、プライバシーが完全に確保されることが描かれています。

peos transactions

さらに、EOSでUTXO機能を使うためのコードがGitとテストネットで公開されました。

pEOSチームからコードが公開されるのは今回が初めてだったので開発が進んでいることに安堵した人も多かったと思います。

 

2019年6月:

6月の前半にはウォレットのモックアップがリリースされました。

peos wallet

リリースされたイメージ図を見ると、pEOSチームは技術だけではんく、UXUIにも気を使っているという印象を受けたと思います。

写真だけでなく、動画も公開されています。

6月の後半にはpEOS Privacy Fundの発表がありました。

https://medium.com/@pEOS_one/announcing-the-peos-privacy-fund-for-enabling-privacy-technologies-on-eos-90e5a90336b3

これはpEOSの技術やpEOSトークンを使ったプロジェクトに対して資金(合計50,000,000 PEOS)を提供する目的で組成されたファンドです。

資金の出処ですが、pEOSチームに分配される予定の200,000,000 PEOSから出すとのことです。

この発表はpEOSチームの長期的なビジョンの現れと捉えることもでき、単なるコインの開発だけでなく、pEOS経済圏の発展を期待させるものと受け取りました。

pEOS Upside

プライバシーコインに対しては明確で確実な需要があります。

pEOSは次世代のプライバシーコインになる可能性を秘めており、開発が成功した場合のUpsideは高いといえます。

pEOSの優位性をまとめると:

pEOSに対する期待は価格にも現れており、2月のエアドロップからの価格の上昇は1000%を超えます。

pEOSの情報はCoinMarketCapに掲載されているものの、流通量の情報が空欄のため、時価総額の順位が正しく計算されていません。

正しい流通量(こちらから参照できます)に基づいた場合、順位は一気に150位内にアップするため、注目を浴びるきっかけになると考えられます。

今後のキャタリストとしては以下を考えています:

  • ウォレットのリリース(近日中)
  • eosfinexでの取扱開始による流動性の増加(2019年7月25日ごろ)
  • メインネットでのプライバシー機能の実装(2019年Q3中)
  • CEX(中央集権型取引所)での取扱開始によるEOSコミュニティ外からのニーズ増加(全くの未定)

pEOS Risk

pEOSチームは上記のとおり、多くの成果を出してきましたが、未だにメインネットではプライバシー機能の実装は実現されておらず、ハイリスクなプロジェクトといえます。

pEOSが抱える課題としては以下を考えています:

  • ロードマップのゴールを確実に達成していくこと
  • Distributionを広げること(現在PEOSを持っているEOSアカウント数は25,298であり、ユーザーベースを広げる必要がある。メインネットでの実装が完了したあとは、CEXなどで取り扱ってもらうことでDistributionを広げる必要がある)

pEOSの入手方法

現在pEOSはNewDEXかDEXEOSといったEOS上のDEXかBancorでしか入手できません。

流動性があるのはNewDEXなのでNewDEXがいいと思います。

https://newdex.io

https://dexeos.io

Hoo(旧Chaince)というエクスチェンジはいくつか問題を抱えているようなので使用は控えた方がよさそうです。

 

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